2014年9月30日火曜日

朝ごはんが楽しみな生活は幸せ。『おしゃべりは、朝ごはんのあとで。』


秀 良子『おしゃべりは、朝ごはんのあとで。』は
ビッグコミックスから出ている料理エッセイ漫画。
朝ごはんが楽しみな生活は幸せだなと感じさせてくれる一冊。



著者が自腹をきって様々なところで朝ごはんを食べている様子が描かれています。
食べ物に対する感想は決して優れているわけではありませんが、
その素人っぽい感想が逆に興味をそそります。
特に気になったのが、百姓屋敷じろえむ。

じろえむのご挨拶|百姓屋敷じろえむ















じろえむは千葉県南房総にある、築300年のお屋敷を開放している食事処。
こだわりの自然食が魅力です。



















牛の初乳はどんな味がするのだろうか。
素朴なおいしさを味わいたい。


朝ごはん以外にも、パリの競馬で負けたり、
座間味島までの船で船酔いしたりという苦労話がコミカルに描かれています。
描写の軽さに惹かれてどんどん読み進めたくなります。

さて、明日の朝ごはん何にしよう。

2014年9月29日月曜日

一昔前に有名になったせんだいメディアテークとは。

先日、せんだいメディアテーク(http://www.smt.jp/)に行ってきました。
東京にもあまりない、おもしろい場所です。
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せんだいメディアテークは、
美術や映像文化の活動拠点であると同時に、
すべての人々がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、
使いこなせるようにお手伝いする公共施設です。

東北の大震災の時にも崩れなかったということで、一時期注目を集めました。
巨大地震に耐えた「せんだいメディアテーク」 ― 芸術と技術の見事な融合

震災時の館内の様子。
2011.3.11 Earthquake Japan 地震 せんだいメディアテークにて


館長は哲学者の鷲田清一さん。
外から見える形で言葉を掲示していたり、
階段の柱に哲学者の言葉を載せていたりします。
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1階はカフェがあったり、雑貨を販売しているスペースがあります。
おしゃれなビレバンのような雰囲気です。
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残念ながらいちばん期待していた図書館は休館日で入れませんでした。
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6階7階では幅広い年齢の方が勉強や読書をされていました。
テーブルは予約が取れるようで、オープンスペースでミーティングを
している姿も見受けられました。
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図書館が休館日であるにも関わらず、
多くの人が勉強に訪れていることから
仙台の学びの場として使われているようです。

建築としてとても美しく、場のデザインとしてもおもしろいので、
ただ建物内を歩くだけでも楽しめます。
仙台に行った時はぜひ足を運んでみてください。